ラテン語で「青」を意味するサファイアは、天空の色とつながり、地球の青、宇宙の青として最も神に近い石とされてきました。人々を魅了する神秘的な色が特徴のサファイアは、ほかにはどんな意味が込められているのでしょうか?サファイアに込められた意味をご紹介いたします。
サファイアは9月の誕生石
9月の誕生石であり、持ち主の才能を呼び覚ましてくれる宝石といわれているサファイア。いつも頑張っている大切な方に、お守りとしてプレゼントしてはいかがでしょうか。どんなコーディネートにも合わせやすい落ち着いた輝きは永く愛されるジュエリーになること間違いなしです。
サファイアの特徴
サファイアはコランダムという酸化鉱物の一種です。 このうち、クロムを含み赤色が強いものをルビー、それ以外をサファイアと呼んでいます。 そのため、サファイアと聞いて連想するのは青色ですが、なかには透明や灰色などちょっと変わった色合いのサファイアも存在します。 サファイアの特徴として知られるのが、光を当てた時のスター効果です。 これは、サファイアに正面から光を当てると、6方向に反射して星の形に見える特殊効果です。
サファイアの意味
サファイアの宝石言葉は「成功」「誠実」「慈愛」。心の底まで届きそうな深い青色は、まっすぐで強い気持ちを呼び起こしてくれるよう。身に着けることで、誠実で穏やかな愛をもたらすといわれています。
また、サファイアは持ち主の意思の力を強くサポートし、成功へ導いてくれるとされます。叶えたい夢や目標があるとき、サファイアのジュエリーがきっと背中を押してくれるとも言われています。
すべてを見透かしているかのような深いブルーは、人を愛し真実を突き詰めて貞操を守ってくれる効果があるとされています。浮気心を持つと、石の色を濁らせてしまうともいわれ、浮気をしている女性がサファイアを持つと、色が変わると信じられていました。男性が美しい女性にサファイアを贈って試していた、など一風変わった言い伝えもあるようです。
サファイアの効果
サファイアは目標を貫徹する意思を持ち、惰性に流されない自分になれるように強くサポートしてくれる石です。
集中力や直観力を高めることで、自分にとってその時必要なチャンスなどを掴む助けにもなってくれます。
幸福を呼ぶ「サムシング・ブルー」
サムシングブルーとは、新郎新婦の末永い幸福を願っておこなわれる、「サムシングフォー」というヨーロッパの言い伝え・4つのおまじないのうちの一つです。「サムシングフォー(Something Four)」には、「4つの何か」という意味があります。
- サムシングオールド(Something old):何か古いもの
- サムシングニュー(Something new):何か新しいも
- サムシングボロー(Something borrowed):何か借りたもの
- サムシングブルー(Something blue):何か青いもの
イギリスを中心に、欧米では昔から続く結婚式の伝統的な演出の1つであり、いわゆるおまじないです。
この「4つの何か」にはそれぞれ思いが込められており、「花嫁が笑顔で結婚生活を送ることができますように」との願いが込められています。近年、日本でもよく知られるようになり、結婚式で取り入れる方が増えてきました。
青は誠実さを表す色として知られ、花嫁の純潔を象徴する純白の中に、密かに青色のものを身に着けるとよいとされるサムシングブルー。そのアイテムのひとつとして、青いサファイアを指輪の内側に埋め込む方も多く、それにはこのような伝説をルーツとしています。
結婚指輪だけでなく、石自体が持つ「誠実」「一途な想い」という意味をこめて、婚約指輪にサファイアを選ぶ人も多いと言われています。
サムシングブルーの上手な取り入れ方
それでは早速、サムシングブルーの上手な取り入れ方をいくつかご紹介しましょう。
- 指輪やティアラの内側にブルーサファイヤを埋めておく
- ブーケやテーブル装花のなかに青い花を混ぜる
- バージンロードがブルーの式場を選ぶ
- テーブルコーディネートに青色を取り入れる
- ウエディングケーキに青を取り入れる
「サムシングブルーといえば、花嫁の小物で取り入れるもの」というイメージがあるかもしれませんが、バージンロードやテーブルコーディネートなど、会場の一部にサムシングブルーを取り入れるのも素敵です。
上級者向け!おしゃれなサムシングブルーの取り入れ方
次にご紹介するのは、ワンランク上のサムシングブルーの取り入れ方です。人とはちょっと違ったおしゃれなサムシングブルーを叶えたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 靴やヘッドドレスに青を取り入れる
- 青い刺繍入りのハンカチを持つ
- 青いリボンや刺繍をあしらったリングピローを使う
- 招待状や花嫁の手紙の封筒や便箋に青を取り入れる
- ブライズメイドに青いドレスを着てもらう
- 披露宴で青い色のドリンクを用意する
- ビーチやオーシャンビューなど、青い景色が目に入る会場を選ぶ
青だけでないサファイアの魅力
ホワイトサファイア
ホワイトサファイアからは困難が待ち受けようとも自力で運命を切り開き、待ち望んでいた未来や目標にむかって進むパワーを与える効果があるといわれています。リラックス効果が高いパワーストーンなので、緊張や不安を取り除き、落ち着いて物事に取り組める効果が期待できます。
ピンクサファイア
ピンクサファイアの持つ正義には、周りを公正に愛するという正義になります。偏見や、不公正といったもので周囲をみることはありません。そして愛する人のためならば我先に、と戦いに行くほどの屈強さも持ち合わせているパワーストーンになります。
グリーンサファイア
グリーンサファイアは持ち主の心や精神を清らかで健康に保つ効果があります。
持ち主に良いものを取り入れさせ、持ち主が取り入れてしまった悪いものを浄化するはたらきがあるとされています。
グリーンサファイアは心の不調和をただし、心身を美しく保ってくれます。
持ち主を凛とした雰囲気のある上品で気品のある人へと変化させてくれるでしょう。
二人の思い出の詰まった指輪の内側にサファイアを添えて
ビーチが好き、ハワイに思い出があるそんなカップルには「プライベートビーチ」の結婚指輪がおすすめ!まぶしい太陽の光の下に広がる、大きな青い海と真っ白の砂浜。心地よい潮の香りに、波の静かな音が聞こえてくるかのようなビーチがいつも身近に感じられます。ブランドのコンセプトは、「ふたりだけのビーチを結婚指輪に」というコンセプトのもと、デザインはスタイリッシュで大胆!「いつも海を感じられるように」というテーマで、ハイクオリティーな結婚指輪のハワイアンジュエリーを手彫りで作り上げています。プライベートビーチでは全商品のリング内側に、0.01ctの誕生石をセッティングすることが可能です。
(別途税込3,500円・ダイヤモンドのみ別途税込5,000円)
- 1月:ガーネット
- 2月:アメシスト
- 3月:アクアマリン
- 4月:ダイヤモンド
- 5月:エメラルド
- 6月:ロイヤルブルームーンストーン
- 7月:ルビー
- 8月:ペリドット
- 9月:サファイア
- 10月:ピンクトルマリン
- 11月:ブルートパーズ
- 12月:タンザナイト
プライベートビーチのセミオーダーオプション
プライベートビーチなら、女性の好みに合わせていろんなアレンジが可能!素材(色)は、以下のように豊富な種類から選べます。
- プラチナ900
- K18ゴールド|ピンク、イエロー、ホワイト(ノンメッキ)
- K14ゴールド|ピンク、イエロー、ホワイト(メッキあり or メッキなし)
- K10ゴールド|ピンク、イエロー、ホワイト(メッキあり or メッキなし)
ほかにも、メッセージが無料で刻印できたり。仕上がった婚約指輪は、特別感たっぷりの素敵な1本になります。
大切なパートナーに慈しみ愛を込めて
サファイアの名前は、ラテン語の「青色」に由来します。日本名では蒼玉(セイギョク)と呼ばれ、その青色が非常に印象的です。サファイアの宝石言葉は「成功」「誠実」「慈愛」。心の底まで届きそうな深い青色は、まっすぐで強い気持ちを呼び起こしてくれるよう。身に着けることで、誠実で穏やかな愛をもたらすといわれています。そんなサファイアをリングの内側にセッティングしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?